2012.04.26
Hello! BonoBono #1
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来週の5月3日(祝・木)から、
84にボノボノくんがやってきます。
この不思議な存在「ボノボノ」くんとは、
いったい何者でしょう。ボノ母(ボノボ)こと、
佐々木りつこさんに、ボノボノくんについて
インタビューをして参りました。
84 「どうしてボノボノくんが
生まれてきたのでしょう。」
ボノ母 「普段はうつわを中心につくって
いるんですけれど、その合間に
商品とか作品としてではなく、
ひとりでつくっては
ひとりでニヤニヤするような…」
84 「それがボノボノくんなのですね?」
ボノ母 「はい、まだその頃は人に
見せようとも思わず、展示会等で
こっそり隅っこに置いてみたり。」
84 「隅っこに(笑)」
ボノ母 「はい、隅っこに置いていていても、
気が付く方がたまにいらっしゃって、
手に取った人の顔を見ていると、ワーっと
喜びがこみ上げてきたりするんです。」
84 「なんだかわかるような気がします、
まるでもうひとりの自分を
見ている様な感じですよね。」
ボノ母 「そうなんです、特に好きで
やっていたものなので、感覚を
共有できたような気持ちになります」
84 「僕もはじめて工房を訪ねたときに、
ボノボノくんをみて、きっと売り物
じゃないんだろうなと思いながら、
ずーっと気になる存在だったんです」
ボノ母 「そう、それで今回の企画がはじまった
わけですけど、まさか84体の
ボノボノくんをつくるなんて(笑)」
84 「はい、84ですから(笑)」
ボノ母 「それでコツコツつくりはじめた
わけですが、ボノボノくんと
真剣に向かい合ううちに、
いろんな発見があったんです!」
84 「というと?」
ボノ母 「作る間、ひたすら眺めているうちに、
いろいろ表情やカタチが生まれてきて、
ボノボノくんの輪郭が見えてきました。
花を生けるのに最適な花器があるように、
日々に潤いを与えるような存在として、
ボノボノくんをつくるようになりました」
84 「84体いると、84通りの
個性があって、84人の里親
のもとに旅立つわけですね。」
ボノ母 「かわいい子には旅をさせろと(笑)」
84 「なるほど(笑)」
<つづく>