2024.07.27
84の14周年 その2
【前回の続き】
さて、14周年記念は
何をしよう、84で出来る
嬉しいことは何だろう?
そんなことを考えていたら、
MAROBAYAさんから よき
タイミングでTシャツたちを
お届けいただきました。
かねてからご紹介を楽しみに
していた Tシャツたち。
春に紹介したPATCHED*シリーズ
にも 衝撃を受けましたが、「繕う」
という 概念が根本からひっくり返った
「DYED」と「PEARLED」のTシャツ。
DYEDは、染め。 一概に黒とは言えない
使い込んだ「黒」という染めのサンプル
をもとに同じ条件で白、紺、灰のTシャツ
を同じ釜で同時に染めたものたちです。
それぞれの色は変化したのに、その奥に
元の色を見ようとしてしまう、不思議。
白・紺・灰の名残を探してしまいます⤵︎
PEARLEDは、真珠。
湖でとれる淡水パールを使って
手当してあります。真っ白な
Tシャツのなかに、米粒ほどの
真珠がきらりとひかります。
これ以上ないくらいシンプルで
着心地の良いMAROBAYATシャツに
この要素が足されるとき色や形が
より際立つ佇まいに感じられます。
足しているのになぜか引かれている、
全面に出ているのに後ろに控えている。
それは龍安寺の庭の石を思わせます。
84の14周年という節目に、ぜひ!
「DYED」と「PEARLED」のTシャツ
たちをご覧頂きたいと思っています。
84の14周年その3に続きます。