山野さんのつくるガラス作品は、
どんなガラスより透明感があって、
中のものがより鮮明に見える気がしていた。

 

それは自分だけが感じていたのかもしれないと
思っていたのだけれど、お客さんからそういう声が
自然と出てくることで、それは確信につながった。

 

こんなに透明感があるのに、影をみると、
ゆらぎから山野さんの息づかいがみえるし
その瑞々しいガラスはどこか温かい印象だ。

 

今回のテーマは“For a dinner”

 

みんなで集まる時も、ひとりで過ごすときも
まずは特別な飲み口のガラスを用意することで
食卓が少しおめかししたような感じになる。

 

持ち上げると手にしっくりときて、光が美しく
留まる様子に食事を楽しむヒントがあるもの。

 

師走にホッとひと息つけるような
出会いを見つけにいらして下さい。