
2012.04.29
Hello! BonoBono #3
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安芸高田にある工房朴禾(ぼくか)は、
パンが焼けそうな、香ばしい佇まいのお家です。
朴禾の庭では新緑がところどころに感じられ、
ゆったりとした時間が流れています。
僕たちが工房を訪ねたときには、
ボノボノくんたちをひとつひとつ
丁寧にくるむ途中でした。
そばには少し寂しそうなボノ母の姿が・・・
その日は、ボノ母特製の芳ばしい
カレーをいただきながら、
ボノボノくんを見送る気持ちを伺いました。
84 「ボノボノくんとしばしのお別れですね」
ボノ母 「はい、でも覚悟はできています。
84というお見合い会場で、
きっと素敵な里親に出会えるはずです」
84 「僕もそう願っています。
ボノボノくんは暮らしに寄り添って
くれる小さな小さなまもりがみで、
見ているひとを笑顔にしてくれますから」
ボノ母 「みんなをよろしくお願いします」
84 「こちらこそ、よろしくお願い致します、
5月3日に84で会いましょう」
僕たちは84体のボノボノくんを一旦預かり、
84へと丁寧に運びました。
今は静かに出番を待っているようです。
ひとりひとり、顔もカタチも性格もちがいます。
あなたのボノボノくんを見つけに、
どうぞ5月の84にへ。
2012.5/3(thu)〜5/13(sun)
作家在廊日 5月3日(木・祝)